絵本の力
近所の幼稚園で開催された『絵本の力』講演会に行った。講師は松居直氏。託児は無かったので次男坊は抱っこ紐で連れていき、長男君は休みのエビィに見ていてもらった。(その間に皮膚科に通院)
「子どもに読み聞かせを」とは、保健所でも保育園でもどこでも声高に叫ばれ、当市では3ヶ月健診時に本の読み聞かせがある。私は自分が乱読派の活字中毒なうえ、マンションビル内に図書館があるので、意図無く息子ちゃんと図書館に行って絵本を借りている。寝かしつけの時もよく読んでいる。けれど、選書は適当で読む工夫も無いし、ぶっちゃけ「息子ちゃんが(興味を示して)聞いてくれたらいいや」てな姿勢なのが実体。「本読みながら眠気が襲ってくれればいいや」というのが本音・・・(汗)。そこで、何かしら絵本選びや読み聞かせのヒントを頂けたら、と思った。
私には久しぶりの文化活動(笑)で、講演はとっても興味深くてあっという間の1時間半。
以下、自身の備忘の為の講演内容メモ。
■言葉は心を伝えるもの。言葉は心に蓄積される。
■人は母から命をもらい、命の器である体をもらい、言葉をもらう→言葉は全て人からもらう(与えられる)。
■テレビからの言葉は知識や情報を伝えるが、心は伝えない。
■言葉を沢山蓄えることで”共感”することが出来るようになる→多種多様の個性を認められるようになる。
先生のお話で印象に残ったこと
■まだ字を読めない2歳~4歳児も絵で理解する。絵は言葉であり、伝える(例えば鳥獣戯画)。
■母親が自分の為に、本をめくって読んでくれること(その行為と時間)に子どもは喜びを感じる。
そして
■絵本は子どもが読むのでは無い。大人が読んで伝えるもの。
■子どもの為に読み聞かせるのではなくて、親が読みたいから勝手に読むもの。(子どもが聞こうが聞くまいが、自分が読みたいから読む!)
■優れた絵本は、大人にとっても楽しいもの。
以上、曲解な点もあろうけど、「長男君が興味を示す」ことも大事だけれど、私自身が興味を抱いたものを一緒に楽しむようにしていけばいいかな~と思った。息子ちゃんが近寄って来なくても勝手に読んでやろう(笑)。良い(子どもが好む)本は言葉のしらべ、が美しいんだって。
早速、とばかりに今夜絵本を読もうとしたら、あれあれ、長男君はトーマス本で一人勝手に遊んでいて寝ようともしない。そこで横で勝手に「はらぺこあおむし」を私が読んでいたら、近寄ってきて一緒に頁をめくり始めた。しめしめ、なるほど。
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コメント
ヤギさんの2005年8月11日に書かれたブログにも松居直さんの「絵本の力」で話された事柄を少し書かれていました。
休眠しているブログだけど見つかるかな?(彼女のことだから今は別のブログをやっていそうだけど、波長が合わないのか遭遇できていません)
福音館にかつての同級生が就職した筈なのだけど、もう交流無いし、多分、退職しちゃっているだろうな。
『ぐりとぐら』って福音館だっけ?
投稿: ひろ | 2009年3月 3日 (火) 00時50分
ひろさん、こんばんは~
講演会では結局のところ、「教える」というような子どもへの押しつけ、はよくないということが結論かな。親が子どもと一緒に楽しみ、共感して味わえるのが、絵本の最大の魅力だと。
演劇も、意見の押しつけや主張ばかりだとついつい反発したくなるじゃない(笑)? 共感、というのは創作の基本なのかもね。
ぐりぐらは福音館だと思う。幼稚園の未就園児クラスで先生が読んでくれたけど、全く聞かなかった息子ちゃんでした(苦笑)
投稿: えびとも | 2009年3月 3日 (火) 21時29分